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月刊誌ザ・ヒューマンの誌面記事から分析


by humanbook
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ザヒューマン 富士山噴火の可能性と、その被害について

いつも読んでいるザヒューマンで、富士山噴火の可能性と、その被害について書かれた記事を読みました。富士山の噴火ですが、過去の歴史を振り返ると、宝永噴火では噴火地点に近い村が壊滅状態に陥り、16日間も続いた噴火によって噴石や降灰、火砕流などによる大きな被害が発生した記録が残っています。この宝永噴火が起きる49日前にはM8・6の宝永地震が発生しています。火山噴火が巨大地震と連動するケースが過去に発生していることになりますね。東日本大震災直後の3月15日には、富士山直下でM6・4の地震が発生しました。静岡県では、南海トラフ沿いの巨大地震と連動して噴火が起きる複合災害の想定に着手しています。大規模な地震が起きれば、交通網が麻痺するなどして西日本からの支援は届かず、噴火で降灰に見舞われて首都圏からの応援も絶たれることが想定されています。静岡・山梨・神奈川の3県では、2009年に防災対策協定を締結し、万一の時には大量の避難者の受入を念頭に避難路や施設の確保策を練り始めています。世界遺産にも登録された富士山ですが、いまだ活動を続けている活火山ということを忘れてはいけないと思います。いつか起こるであろう噴火に備えて、普段から対策をしていくことが大事であると感じました。


ザヒューマン:0665362529

by humanbook | 2013-08-16 12:13